LinkedIn(リンクトイン)で転職活動を始めたものの、次のような悩みを持っていませんか?
「ヘッドラインに何を書けばいいのかわからない」
「現在の役職だけを書いてしまっている」
「なかなかスカウトが届かない」
私自身もかつてLinkedInで転職活動をしていたため、プロフィールの重要性は痛いほどよく分かります。当時はプロフィールを改善したことで、外資系企業や転職エージェントから継続的にスカウトを受けるようになりました。
一方で、現在の私の使い方は当時と大きく異なります。現在は転職活動ではなく「情報発信」や「事業」を目的としているため、ヘッドラインの内容も大きく変更しました。
つまり、LinkedInのヘッドラインに「絶対的な正解」はなく、「目的に合った書き方」があるということです。
この記事では、私が実際に運用して体得した「採用担当者に見つけてもらうためのヘッドラインの作り方」を分かりやすく解説します。
LinkedInのヘッドラインとは?
ヘッドラインとは、名前のすぐ下に表示される自己紹介文です。検索結果やコメント欄にも表示されるため、プロフィールの中でも最も目に入りやすい部分です。画像の赤枠内ですね。アイコン写真の下にくる、とても目に入る部分です。

つまり、あなたを一言で表現する「広告コピー」と言っても過言ではありません。
なぜヘッドラインが重要なのか?
多くの採用担当者やヘッドハンターは、候補者を探す際に「キーワード検索」を利用しています。
例えば、Salesforceの経験者を探す場合、次のようなワードで検索します。
- Salesforce
- CRM
- Presales(プリセールス)
- Solution Consultant
つまり、ヘッドラインに検索されるキーワードが入っていなければ、検索結果に表示される可能性が極めて低くなります。 逆に、適切なキーワードを盛り込むだけで、見つけてもらえる確率はグッと跳ね上がります。
ヘッドラインを書く前に決めるべきこと
ヘッドライン作成で最も重要なのは「誰に見つけてもらいたいか(目的)」を明確にすることです。
【転職活動が目的の場合】採用担当者、ヘッドハンター、転職エージェント
【情報発信が目的の場合】ブログ読者、企業担当者、ビジネスパートナー、クライアント
このように目的が違えば、書くべき内容も当然変わります。
私の場合、転職活動中は「Salesforce経験者」として見つけてもらうことを重視していましたが、現在は「Salesforce × キャリア戦略を発信する人」としてブランドを伝える内容にシフトしています。
採用担当者に刺さるヘッドラインを書く5つのポイント
① 外資系を目指すなら「英語」が必須
外資系企業の採用担当者は、英語で検索することが多いため、以下のように英語で記載するのがおすすめです。
【例】
Salesforce | Presales | CRM
※日系企業も視野に入れている場合は、その下に日本語を併記すると親切です。
② 3秒で伝わる「シンプルな言葉」を使う
ヘッドラインは長い文章で熱意を語る場所ではありません。読む人が3秒で理解できるシンプルさを意識しましょう。
- × 悪い例: Salesforceを活用しながらお客様の課題解決に情熱を持って取り組んでいます。
- ○ 良い例:
Salesforce | CRM | Presales
③ 検索される「専門キーワード」を入れる
LinkedInはビジネス特化型の検索SNSです。自分の専門分野を表すキーワードを必ず入れましょう。
【主なキーワード例】 Salesforce / CRM / Sales Cloud / Presales / Solution Consultant / AI / DX
逆に、「頑張ります」「挑戦したい」「成長したい」といった主観的な言葉では検索されませんので注意してください。
④ 現在の役職より「専門分野」を書く
「主任」などの社内的な肩書を書いても、外部から検索されることはほとんどありません。
- × 悪い例: 主任
- ○ 良い例:
Salesforce Administrator/DX Promotion/CRM
役職や詳しいキャリアは、下の「経歴(Experience)欄」で十分に伝えることができます。
⑤ 最も重要なキーワードを「左端」に置く
LinkedInの仕様上、ヘッドラインが途中で省略されて表示されることがあります。そのため、一番アピールしたい最重要キーワードは必ず先頭(左側)に配置しましょう。
【例】
Salesforce | Presales | CRM
やってはいけないNGヘッドライン
次のようなヘッドラインは、検索に引っかからないだけでなく、専門性が伝わらないため避けた方が無難です。
- ❌ Passionate about Technology(何が専門なのか具体的にわからない)
- ❌ 主任(社内では通じても、社外の採用市場では価値が伝わらない)
- ❌ 取得資格などをすべて列挙(資格は「About」や「資格欄」に記載すれば十分)
ヘッドラインの本質は、「自分は何者なのか(専門性)」を端的に伝えることです。
【目的別】そのまま使えるヘッドライン事例
ご自身の状況に合わせて、以下の例を参考にアレンジしてみてください。
- 外資系企業を目指す人
Salesforce | Presales | CRM | Sales Cloud - 日系・外資どちらも視野に入れる人
Salesforce | Presales | CRMSalesforce|プリセールス|CRM - Salesforce管理者(アドミニストレーター)
Salesforce Administrator | CRM | DX - DX推進担当者
Digital Transformation | Salesforce | Business Process Improvement - 情報発信・ブランディング目的の人
Salesforce × キャリア戦略 | IT未経験からの転職情報発信
まとめ
LinkedInのヘッドラインは、単なる肩書ではありません。あなたを必要としている企業や人に見つけてもらうための「マーケティングの最重要ツール」です。
ヘッドラインを作成・見直す際は、次の5つを意識してみましょう。
- 誰に見つけてもらいたいか(目的)を決める
- 外資系を目指すなら英語を使う
- 検索されるキーワードを盛り込む
- 現在の役職ではなく「専門分野」を書く
- シンプルで分かりやすくまとめる
転職活動中の方も、情報発信をしている方も、ヘッドラインは目的に応じてアップデートしていくことが大切です。あなたのプロフィールを見た人が「この人とつながりたい」「もっと詳しく知りたい」と思えるヘッドラインをぜひ作ってみてください。
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✍️ この記事を書いた人
大塚 雅仁|キャリア戦略研究所
高卒・地方の自動車工場勤務から32歳で一念発起し、未経験でIT業界へ転職。
転職と同時に地方から上京。
SES企業でのSalesforce研修・プリセールス経験を経て、現在は事業会社のDX推進担当としてSalesforceを活用した社内DXに従事。
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