今日は、私がSES(客先常駐)企業に入社して、最初の一週間で経験したプログラミング研修のリアルな舞台裏について書いていきます。
結論から言うと、この1週間は「人生で一番頭を使った7日間」でした。オブジェクトもインスタンスも変数も分からないまま研修が始まり、初日から心が折れかけました。
もし今、
- 未経験からIT業界に転職したい
- エンジニアの仕事、特にプログラミング研修の内容に興味がある
- 実際の働き方や研修の厳しさが気になる
という方は、この体験談が今後の判断材料の一つになるはずです。あわせて、どんな企業なら未経験でも研修制度がしっかりしているのか、将来年収が上がりやすいのはどんな会社なのかを知らずに転職すると、かなり遠回りになる可能性があります。気になる方は先にチェックしておくのもおすすめです。
自動車工場からIT業界へ。私が転職を決意した理由
私は工業高校を卒業後、地元の自動車工場で働いていました。毎日、誰にでもできるようなライン作業を延々と続ける日々。次第に「このままでいいのだろうか」と強い不安を覚えるようになり、「自分の力で稼げるスキルを身につけたい」と、IT業界への転職を決意しました。
ネットで求人を調べ、「未経験OK」「未経験歓迎」と書かれているIT求人に片っ端から応募していきました。
その中で面接に進んだのが、未経験者を積極的に採用し、自社でプログラミング研修などを行ってスキルを育ててから、人材を必要としているIT企業へ送り出す「SES企業」でした。
面接での選択:インフラ研修か、プログラミング研修か
面接の段階で、担当者からこう聞かれました。
「うちの研修は2種類あります。インフラ研修とプログラミング研修ですが、どちらをやりたいですか?」
当時の私は「インフラ」の意味すら分かっていませんでした。ただ、自分の中でITエンジニアといえば、コードを書く「プログラミング」のイメージが強かったため、迷わず「プログラミングがいいです」と答えました。
面接官からは「未経験者には正直難易度が高く、途中で脱落する人もいる」と言われましたが、覚悟を決めて挑戦することに。
面接はその1回だけでまさかの合格。「東京に来られますか?」と聞かれ、私は「行きます!」と即答。転職と同時に、地方から勢いだけで上京することになりました。
入社初日:コロナ禍のテレワークと、80人から3人への絞り込み
入社初日は、コロナ禍の真っ只中。IT業界に転職していきなり、不慣れなテレワーク(在宅勤務)でのスタートとなりました。PCの設定に戸惑いながらも、なんとかビデオ通話をつなぎ、私のIT人生が幕を開けました。
初日の午前中は、全員カメラをオンにして全体の入社説明会。画面の向こうには80人ほどの同期がいました。
しかし、説明会が終わってそれぞれの研修グループへ画面を移動した瞬間、私は驚愕します。あんなにいたメンバーが、自分を含めてたったの3人になっていたのです。
講師の方に聞くと、私たちが進むのは「準高度研修」と呼ばれる難易度の高いプログラミング研修のため、未経験者の中でも選抜された割合の少ないコースなのだと知らされました。
研修メンバーは私(元工場勤務)、28歳の男性、23歳の女性の3名。講師1名を含めた4人でビデオ通話による研修が本格的にスタートしました。
初日から理解できない世界と「経験者」という壁
この3か月間、研修修了まで一緒に戦う仲間ということで、まずは自己紹介が始まりました。しかし、ここで予想もしていなかった事実を知ります。
なんと、私以外の2人はすでにプログラミング経験者だったのです。28歳の男性は前職がIT企業での開発職、23歳の女性は実務こそないものの、独学で「Java Silver」という資格を取得していました。
全員が完全な未経験だと思い込んでいた私は、完全に圧倒されました。自分の薄っぺらい経歴を話すのが、正直とても恥ずかしかったです。
自己紹介が終わると、すぐにC#という言語を使ったプログラミング研修の基礎講義が始まりました。
正直に言います。初日から何を言っているのか、全く分かりませんでした。短期間でスキルを叩き込む研修のため進むペースが異常に速く、理解が追いつかないまま気づけば初日が終了。定時の18時には終わるものの、どこかに出かける余力などありません。18時以降もPCの前にかじりつき、必死で復習を続けました。
2日後に小テスト。落ちたら即終了の危機
パニック状態の私に、講師からさらに追い打ちをかける宣告が下されます。
「2日後に小テストを実施します。もし合格点が取れなければ、インフラ研修へコース変更、もしくは研修自体をリタイア(退職)のどちらかになります」
これを聞いて一気に血の気が引きました。「のんびりやっている暇はない、落ちたら終わりだ」と猛烈な焦りが襲ってきました。
分からないことは研修中にプライドを捨てて講師へ質問し、研修時間外も他のメンバーに連絡を取って不明点を必死に教えてもらいました。
その結果、なんとか小テストを通過!IT人生をスタート直後に終わらせずに済み、心底ホッとしました。毎日、夜0時まで必死に勉強を続け、なんとか最初の1週間を乗り切ることができました。
正直、この段階の私に「このまま独学やSESの研修だけで大丈夫だろうか」という迷いがなかったと言えば嘘になります。もし当時、IT業界に精通したアドバイザーに相談できていたら、研修内容や会社選びの時点でもっと戦略的に動けていたかもしれません。
IT業界で生き残るために本当に必要なスキル
この過酷な1週間のプログラミング研修を通して、私はひとつ大きな学びを得ました。IT業界で生きていくために本当に必要なスキルは、「自分で調べて、自分で解決する力(自走力)」だということです。
もちろん、人に教えてもらうことが悪いわけではありません。しかし、ITの現場では全員が期日(納期)のあるタスクを抱えて動いています。常に誰かが付きっきりで教えてくれる時間はありません。
プロの世界で「自分で調べずにすぐ人に聞く」を繰り返していると、次第に周囲から距離を置かれてしまいます。実際の仕事でも、タスクを完了させるための「調べる時間」こそが最も多くを占めます。
ネットを駆使し、自分で解決策を探し、自分で乗り越える。この力を身につけることが、未経験からIT業界で生き残るために何より大切だと、私はこの研修で学びました。
まとめ:未経験IT転職で遠回りしないために
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。未経験からIT業界に入ると、最初の壁は想像以上に高いです。私も研修初日は「やばいところに来てしまった」と後悔しかけました。
オブジェクト?インスタンス?変数?
すべてが意味わかりませんでした。
ただ、この地獄の1週間を乗り越えたことで、IT業界で生き抜くためのマインドが少し見えてきました。
そしてこのあと、私は戦略的に行動を起こしていきます。
- 数ある技術のなかからSalesforceという分野を選択
- 未経験でも現場で通用する「資格戦略」
- SESをわずか1年で転職した合理的な判断基準
- 年収を効率よく上げるための「実質年収」の考え方
これらを徹底的に整理して動いた結果、元・自動車工場勤務でITスキルゼロだった私が、年収300万円から680万円まで跳ね上げることができました。
もし今のあなたが、当時の私と同じように「どの会社を選べば失敗しないのか分からない」という不安を抱えているなら、一人で悩み続ける必要はありません。
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このブログでは、単なる精神論ではなく、未経験からでも完全に再現できるキャリア戦略をこれからも発信していきます。
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最後まで読んでくださったあなたへ
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!
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私はこのブログやSNSを通して、高卒・自動車工場勤務からキャリーケース1つで上京し、未経験からIT業界へ飛び込んだリアルな体験談を発信しています。
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✍️ この記事を書いた人
大塚 雅仁|キャリア戦略研究所
高卒・地方の自動車工場勤務から32歳で一念発起し、未経験でIT業界へ転職。
転職と同時に地方から上京。
SES企業でのSalesforce研修・プリセールス経験を経て、現在は事業会社のDX推進担当としてSalesforceを活用した社内DXに従事。
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